「WP-Optimize」:不要なデータやリビジョンなどを定期的に自動で削除してデータベースを最適化してくれるプラグイン

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「WP-Optimize」を使えばデータベースのクリーンアップと最適化を簡単に行うことができます。スケジュールを設定して自動的に処理を行わせることもできるので、一度インストールして設定をしてしまえば、あとは何もしなくてよくなります。いわゆるデータベースのお掃除プラグインですね。

WordPress のリビジョン管理

WordPress にはリビジョンシステムが備わっています。「リビジョン」というのは、ハードウェアやソフトウェアの更新を示す番号のようなものですが、WordPress では公開した投稿や下書き、下書き途中の変更などを履歴として残しています。

リビジョン管理 – WordPress Codex 日本語版

投稿画面では、いろいろ書いているときに画面の一番下に小さく

0:00:0 pm に下書きを保存しました。最後の編集2014.12.31 00:00 – 編集者名

と表示されるので、そのときに自動保存されたことがわかります。

このリビジョンシステムは不測の事態に見舞われたときに役立ちます。たとえば、下書きの途中でブラウザが突然止まってしまったり、ルーターの不具合でインターネット接続が切れてしまったり、停電にみまわれたときなど、リビジョンが残されていなければ書きかけの文章をすべて失ってしまうので、この機能があって助かった人も多いと思います。

ただし、投稿数が増えてくると同時に、下書きや公開済み投稿のリビジョン数が増えてきます。公開して、これでもう記事を修正しないのであれば、その記事についての過去のリビジョン削除してしまってもよいでしょう。

リビジョンコントロールをする方法は2つあります。

  • wp-config.php でリビジョンを管理する
  • プラグインを使う(「WP-Optimize」など)

wp-config.php でリビジョンを管理する方法

WordPress 本体にある重要なファイルのひとつ「wp-config.php」を変更してリビジョンコントロールを行うことができます。ファイルを編集して設定するメリットは、プラグインを使わなくていいことです。プラグインを増やしすぎると他のプラグインに悪影響をあたえてしまったり、サイトの表示速度が遅くなる原因にもなります。また、そもそも「リビジョンシステムは不要だ」という場合には無効化しておけばいいでしょう。

管理画面から変更するのであれば「テーマのための関数(wp-config.php)」に以下の行を追加するだけです。数字を変更することでリビジョンコントロールができるようになります。

  • ture(デフォルト), -1:すべての履歴を保存
  • false, 0:履歴を保存しない
  • 1以上の整数:保存する履歴数を設定する

ただし、こちらは保存数を設定するだけであって、すでに溜まってしまったリビジョンを減らしたり管理するためのものではないようです。

データベースのクリーンアップと最適化もしたいというのであれば、プラグインの「WP-Optimize」を導入しましょう。

インストール方法

管理画面の「プラグイン」→「新規追加」で「WP-Optimize」と打ち込んで検索します。

WP-Optimize プラグインを追加

Simple but effective plugin allows you to extensively clean up your WordPress database and optimize it without doing manual queries. (シンプルだが効果的なプラグインは、あなたが広範囲にWordPressのデータベースをクリーンアップし、手動のクエリを実行することなく、それを最適化することができます。)

「いますぐインストール」をクリックしてインストールし、有効化します。また、プラグインの公式ページからファイルをダウンロードすることもできます。

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設定方法

インストールすると管理画面のメニューに「WP-Optimize」が追加されます。

管理画面のメニューに「WP-Optimizer」が追加された

こちらで設定を行います。

OPTIMIZER xxx – MYSQL xxx – LINUX

WP Optimize TOP画面

クリックすると出てくる最初の画面では基本設定を変更できます。

Clean-up options

以下の項目にチェックを入れたり外したりして、最適化する内容を変更してください。

  • Clean all post revisions(すべての投稿のリビジョンを掃除する)
  • Clean all auto draft posts and posts in trash(ゴミ箱にある自動ドラフト投稿や投稿を掃除する)
  • Remove spam comments and comments in trash(ゴミ箱にあるスパムコメントやコメントを削除する)
  • Remove unapproved comments(未承認のコメントを削除する)
  • Remove transient options(一過性のオプションを削除する)
  • Remove pingbacks(ピンバックを削除する)
  • Remove trackbacks(トラックバックを削除する)

Do not select RED marked items unless you really need to use them(実際にそれらを使用する必要がない限り、赤くマークされたアイテムを選択しないでください)

基本的には何も変更しなくていいと思います。当ブログでもこのままの設定でいます。

Actions

  • Optimize database tables(データベースのテーブルを最適化する)

設定項目が終わったら「PROCESS」をクリックしてデータベースの最適化処理を実行させます。画面上部に、以下のような表示が出るはずです。

WP Optimize による最適化結果が画面上部に表示される

これで最適化のプロセスは完了しました。

Status log:

  • Scheduled cleaning disabled(スケジュールクリーニングは無効です)
  • Not keeping recent data(最近のデータは保存されていません)
  • Current database size(現在のデータベースのサイズ)
  • You can save almost (減らすことができるサイズ)

上の2点は「SETTINGS」で変更します。下の2点でデータベースのサイズがどれくらい削減できるのかを示しています。

TABLES

WP Optimize のTable

Database Name: “データベース名”

データベース名が上に表示されています。その下には、データベースのテーブル名が列記され、どのテーブルはどれだけのサイズなのかが表示されています。いちばん右にある縦の列「Overhead」には赤と緑の文字で色分けされていて、緑は「0 bytes」なので無駄なデータがないもの、赤は「180 bytes」が削減可能というように、各々の情報が示されています。

Total Size of Database:

ここにはデータベースの合計サイズが示されています。

Optimization Possibility:

ここで削減して最適化できるサイズがどれだけあるのかが赤字で示されています。

SETTINGS

General Settings

  • Keep last □ weeks data(何週間データを保持するか)

This option will retain the last selected weeks data and remove any garbage data before that period. This will also affect Auto Clean-up process (このオプションでは、最後に選択した週のデータを保持し、その期間前に不要なデータが削除されます。また、これは自動クリーンアッププロセスに影響を与えます)

  • Enable admin bar link(管理バーのリンクを有効化する)

データの保持は初期設定の「2週間」でいいと思います。管理バーのリンクはお好みでどうぞ。頻繁に更新するものではないので、当ブログではチェックしていません。

Trackback/Comments Actions

こちらは新しい機能のようです。「トラックバック」「コメント」機能を無効化しておくことができます。

Auto Clean-up Settings

  • Enable scheduled clean-up and optimization (Beta feature!)(定期的な自動クリーンアップと最適化の有効化)
  • These options will only work if the automatic clean-up schedule has been enabled(自動クリーンアップスケジュールが有効になっている場合、これらのオプションだけが動作します)
    • Remove auto revisions(自動保存されたリビジョンを削除する)
    • Remove auto drafts(自動保存された下書きを削除する)
    • Remove spam comments(スパムコメントを削除する)
    • Remove unapproved comments(未承認コメントを削除する)
    • Remove transient options(一過性のオプションを削除する)
    • Optimize database(データベースの最適化)

こちらも特別な理由がない限り、そのままの設定でかまいません。自動クリーンアップと最適化の欄にチェックを入れて有効化しておきましょう。期間も「Every week(毎週)」でいいと思います。

INFO

WP Optimize のInfo 画面

インフォメーションです。いろいろ書いてあるので、ご興味があればご覧ください。

さいごに

このプラグインを使うことで、データベースに溜まった不要なデータを削除し、最適化処理を施してくれます。定期的にスケジュールを組んでおけば、余分なデータが増えすぎてデータベースを圧迫することもなくなるでしょう。一度公開してしばらく経った記事のリビジョンをいつまでも保持しておく必要もないので、これを使って削除してしまうことをおすすめします。

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