「データベース接続確立エラー」と表示され WordPress で作ったサイトにログインできないときの解決手順

サイトにアクセスできなくなった!

昨日、レンタルサーバーのデータベース設定を変更していたら、その直後サイトにアクセスできなくなりました。表示されるのはいつものトップページではなく、

「データベース接続確立エラー」の表示

という、そっけない文言のみでした。いきなりだったのでびっくりしました。

昼間の多くのアクセスがある時間帯だったので、急いで修正することに。そのときにご覧になっていた方はすみません m(_ _)m

「データベース接続確立エラー」の原因

サイトに直接アクセスするのではなく、WordPress 管理画面(ドメイン名/wp-admin/)にログインしようとすると以下のような説明が表示されます。

WordPress › データベース接続確立のエラー

考えられる主な原因が書かれています。

これは wp-config.php ファイルのユーザー名とパスワード情報が間違っているか localhost のデータベースサーバーに接続できないかのどちらかを意味します。ホストのデータベースサーバーがダウンしているかもしれません。

考えられる原因は3つあるようです。

  • ユーザー名とパスワードに間違いはありませんか?
  • ホスト名に間違いはありませんか?
  • データベースサーバーは動いていますか?

原因がわかってしまえば、「なんだ、そんなことかー」と冷静になれますが、いきなりサイトにアクセス出来なくなると、やっぱりあせってしまいますね。

昨日は4分間で復旧できましたが、そのあいだアワアワしてました。((((;゚Д゚))))

解決方法は大きく分けて2つ

さて、この問題が起きたときには、FTP クライアントソフトなどを使って自分で解決できる方法レンタルサーバーの会社にお願いしなければならない方法に分かれます。

自分で解決できる方法は、データベースと wp-config.php ファイルの「データベース名」「ユーザー名」「パスワード」「ホスト名」を同一にするだけです。これはレンタルサーバーのデータベース(MySQL)にアクセスして確認し、FTPクライアントソフトなどを使って wp-config.php を編集します。

レンタルサーバーの会社にお願いする方法は、会社側での不具合が原因ですので、こちらは解決を待つだけです。サーバーそのものがダウンしているときには、こちらではどうしようもありません。

サイトのダウンを監視してくれる Jetpack の「Monitor」機能が便利

サーバーのダウン時や復帰時に連絡が来るよう、スマートフォンへのメール登録などを、あらかじめしておくとよいでしょう。知らないまま放置して、「一週間後になってやっと気づいた」なんてことのないようにしたいです。

ところで、WordPress プラグインの「Jetpack by WordPress.com」には「Monitor」機能があり、こちらを有効化しておけば、サポートメールで知らせてくれます。

有効化するには管理画面メニューの「設定」から。

Jetpack Monitor

「Monitor」を選んで「設定」をクリックします。

Jetpack のモニター機能

今回、サイトがダウンした報せをすぐにメールで送ってくれました。

Jetpack Monitor からのメール

復帰したときもすぐにメールがきました。もし、Jetpack を利用しているのであれば、こちらの機能を使うといいですよ。

公式サイトはこちら。

WordPress › Jetpack by WordPress.com « WordPress Plugins

自分で解決できる方法

以下、自分がやった手順を書いていきます。サーバー管理者でないといろいろ設定できないことになるので、投稿のみの担当とか権限を制限されているユーザーさんは管理者の方にご相談ください。

ダウンした原因

よくある原因はレンタルサーバーに設置したデータベースの「ユーザー名」「パスワード」と、WordPress を構成するファイル wp-config.php に書かれた「ユーザー名」「パスワード」が一致していないことです。

つまり、サイトを復旧させるには

データベースのユーザー名 = wp-config.php のユーザー名

データベースのパスワード = wp-config.php のパスワード

にしなければなりません。ちなみに、当ブログで「データベース接続確立エラー」になった原因はレンタルサーバーのパスワードを変更して wp-config.php ファイルの修正を忘れたためでした。

今回は後から手軽に変更することを考えて、レンタルサーバーのデータベースで設定しているのユーザー名とパスワードは変更せず、wp-config.php ファイルを変更することにします。

もちろん、逆でも、以下の通りにやればできます。

レンタルサーバーのデータベースでユーザー名とパスワードを確認する

まずレンタルサーバーのデータベースを確認します。これは会社によってちがうので、データベースのユーザー名とパスワードがわからなければ、利用しているレンタルサーバーのマニュアルをご覧ください。

当ブログの利用するエックスサーバー社は以下の手順で確認できます。まずサーバーパネルにログインします。

サーバーパネルのログイン画面

該当する「設定対象ドメイン」に変更したら、「データベース」→「MySQL5設定」へ。

Xserver サーバーパネル

このページで「ユーザー名」「ホスト名」の確認と、「パスワードの変更」ができます。

Xserver サーバーパネルでユーザー名を確認

こちらで該当する「データベース」「ユーザー名」「ホスト名」を確認しておきましょう。パスワードを変更される場合は、左上の「パスワード変更」で行います。

wp-config.php ファイルのユーザー名とパスワードを変更する

次に WordPress を構成する重要なファイルのひとつ wp-config.php を変更します。

wp-config.php ファイルの編集は注意して行うように

このファイルはインストールの際に作られ、WordPress の基本設定が書かれています。なので、このファイルをヘタにいじってしまうと WordPress が働かなります。

くわしい内容は、以下のリンク先などをよく読んで、必ず事前にバックアップをとってから行ってください。

wp-config.php の編集 – WordPress Codex 日本語版

修正する点

ファイルへのアクセスには、レンタルサーバーの提供するサービスか、または無料ソフトウェアの FileZilla や FFFTP などをご利用ください。

ドメイン名のすぐ下にたくさんのファイルが並んでいて、その中にあります。wp-config.php ファイルを開くと以下のように書かれている箇所が見つかります。

 

ここにある

  • 「データベース名」
  • 「ユーザー名」
  • 「パスワード」
  • 「ホスト名」

がレンタルサーバーに設置したデータベースの内容と同じになるよう変更します。わたしは「ユーザー名」と「パスワード」を修正する必要がありました。

テキストエディタは「UTF-8 BOMなし」で編集・保存すること!

ここで重要なことがひとつあります。

wp-config.php ファイルをダブルクリックすると、Windows 付属の「メモ帳」で開いてしまいますが、「メモ帳」での編集・保存は絶対に行わないようご注意ください。

wp config.php の編集   WordPress Codex 日本語版

理由は、WordPress のファイルは「UTF-8 BOMなし」で保存しなければならないからです。「メモ帳」で保存すると wp-config.php ファイルを編集しても、改善されません。

サイトにアクセスしても画面が真っ白になって、最悪の場合にはログインできなくなるかもしれません。必ず「使えるテキストエディタ」として検証済みのソフトを利用してください。

たとえば「サクラエディタ」「TeraPad」「秀丸エディタ」などがおすすめです。

WordPress で用いるテキストエディタ – 用語集 – WordPress Codex 日本語版

 

ここまでの作業が済めば、元にもどっているはずです。ブラウザでサイトにアクセスして確認してください。

レンタルサーバーの会社にお願いしなければならない方法

こちらは単純に、契約しているレンタルサーバーの会社で不具合が発生したときに起こります。基本的にはほとんどない事態でしょうが、ごくまれにこういう事態に遭遇するかもしれません。

ただし、こういう場合には会社の方からアナウンスや連絡があるはずです。どうしても気になる場合は、問い合わせをして、返事を待ちましょう。

こういうとき、サポートのしっかりしているレンタルサーバーだと、24時間365日のメール受付や、平日の昼間に電話を受け付けている場合があります。当ブログで契約しているエックスサーバー社もそうです。

正しい手順を踏んですぐに解決しました

ダウンしたときにはヒヤッとしましたが、とりあえず、すぐに解決できました。

レンタルサーバーと契約して、WordPress をインストールしたり、いろんな設定をしていたはじめの頃だったら、こんな初歩的なミスはしなたったのに、慣れてくると、単純なことを忘れてしまうものですね。

WordPress の仕組みについては、こちらの本のはじめにわかりやすく書かれています。

「データベースについてイマイチよくわからない」という方は、こちらの解説がいいとおもいます。はじめの一冊としても、持っておくと、長い間、何かと役に立ちます。

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